思い出すべき時に思い出すもの

沢山の人たちの前世退行、そして自分自身の前世記憶を取り戻してゆくプロセスにおいて思うことは、それが何であれ「思い出すべき時に思い出すもの」それ以上でもなく、それ以下でもないものが思い出される、ということ。

 

だから、今必要ないことは、意識には登ってこない。

 

ある意味、今の人生で、前世を知らずにしっかりとむきあったほうがいい時には、記憶は蘇らない。別の言葉で言えば、セラピーで思い出すものは、いまこの時がそれと向き合い「統合する時」。統合する力がある時なのだということです。

 

退行催眠を受けたからと言って、今生の一番大事な学びは損なわれない。むしろ、前世記憶があることによって、より豊かに意味深くそれを体験することができるのです。

 

わざわざ前世を見る必要があるのか?

 

そんなことを言う方が時々いらっしゃいますが、もちろん「必要」ではないかもしれないけれど、今の人生体験を必ず豊かにしてくれる何かであることは間違いないと思っています。